時に激しく落ち込みむ事があったり、時に感情が高ぶり怒りに支配されたり、時に気分が高揚し意気揚々として我を忘れたり、時にとてつもない不安に襲われたり…。
その症状は疾患によって様々ですが、どの精神疾患も過酷極まりないものです。
皆様は「精神科で治療を続けるも辛い状況から抜け出せない。」という事はないでしょうか。
精神薬は、精神疾患に対してある程度有用です。
ケースによりますが、医師の処方箋のみで完治や寛解することも多いです。
しかし、飽くまで薬は対処療法に過ぎません。風邪を引いた時に風邪薬を飲むのは、風邪の諸症状を抑えるだけであり、根治を目的としたものではなく、自己免疫による回復までの間に苦痛を和らげる事が目的です。
一部、精神科処方薬もこれと同じと言えるでしょう。
もちろん、それは全ての精神薬を指すわけではありません。根本的治療の意味合いがある処方も多く存在します。
精神疾患の薬は数多くあります。抗精神薬、抗不安薬、抗躁薬、睡眠導入剤、等々。
「うつは心の風邪」と言います。これは決して風邪の様に軽い病気だと言う意味ではありません。
風邪の様に誰でも突然かかる事もあり、風邪と同じで薬により症状を緩和させたり、抑える事ができるという事です。
前述した様に、精神科の処方で症状が著しく緩解する事があります。
完璧だとは言えませんが「精神薬はある程度は有用」なのです。
しかし、長い間精神薬を服用していても辛い状況から抜け出せない場合、どうしたらいいのでしょうか。
うつ病は、「自分は絶対にならない」と思っていても、突如罹患する事があります。
例えば、環境による心的ストレスで「うつ病」になったとして、薬で症状を緩和したり症状を抑えていても、病気になった要因である「環境によるストレス」を克服しない限り本当の意味で病を克服できたとは言えないのではないでしょうか。
そんな時に皆さんの一助となるべく、私達カウンセラーという職種があります。
皆様の仄暗い道筋を照らす役目、皆さんの『心の自然治癒力※注』を高める役目、それがカウンセラーの仕事です。
「漠然となんだか憂鬱」という方も、「重度のうつ病で耐え難い苦しみを抱えている」という方も、心的な悩みを克服するためのお手伝いをさせて下さいませ。
(※注釈「心の自然治癒力」という言葉は、医学的用語ではなく、解りやすく例えた比喩です。)
精神科(メンタルクリニック)の治療が処方箋薬での治療ならば、カウンセリングは心の自然治癒力を引き出す療法です。
人に本来備わった心の自然治癒力を高めます。
自己概念の不一致の修正、方向転換、価値観の整合性、心境の変化、新たな気付き、心の成長、コンフリクトの解消、カタルシスの獲得、認知の歪みの矯正、適応機制の補正など様々なアプローチを用いて心の自然治癒力を高めて回復をもたらします。
このように、精神科医とカウンセラーはそれぞれ役割が違います。
基本的にカウンセラーは医師ではないので、疾患や障害の診断をすることは出来ません。
ただ、クライエントの訴えを元にアセスメント(評価・査定・見立て)を導きだし、それによってカウンセリング方針にすることがあります。
医療機関でも経過観察により当初の診断が変わることもございますように、カウンセリングも同様で、見立てや仮説が経過観察や新たな事実により、後から変わることもしばしばあります。
それらを踏まえて、カウンセラーのアセスメントとは、飽くまで目安としてお受け止め下さい。
常に気を張っていたら、いつかは心が折れます。
かの織田信長やナポレオンでも、時には弱音を吐いたのです。
完全な人などいません。誰しもが弱みを抱えています。
どんなお悩みでも、そのご本人様にはとても苦しいものです。
まずは、お気軽にご相談下さいませ。
私が皆様の道筋を明るく照らせる事を一心に願って誠心誠意カウンセリング致します。
精神疾患を患う事は、あなたに責任があるわけではありません。
誰しもが思いもよらず、突如なり得る疾患です。
統計によると、国内でうつ病の罹患率は100人の内、1~5人と言われています。
誰の身にも降りかかる可能性があり、自分は大丈夫と思っていらっしゃる方も、明日は我が身かも知れません。
精神疾患を患った事で、あなたは決して何も悪くはないのです。
うつ病になりやすい人は、根性が足りないとか怠けているという偏見がありますが、全くの出鱈目です。
うつ病になりやすい人は、真面目で責任感が強く、几帳面で完璧主義者で努力家な場合が多いです。
さらに人柄が良く、人に物事を頼まれるとなかなか嫌と言えず、周りの人に気を使う人が多いです。
ただ飽くまで、それは一例だと言う事に念を押しておきます。
うつ、双極性障害、統合失調症などは心の病ではありません。厳密には脳内の神経伝達物質の機能に関する病です。
脳の神経伝達物質(モノアミン)のバランスが均整を保てずに起る病とされています。
足を骨折すると歩けません。鼻炎になるとくしゃみが止まりません。肺炎になると咳が止まりません。
これらと同じく、神経伝達物質の均整が保てないと様々な症状が顕れ支障を来すのです。
決して怠けや甘えではないのです。
①外因性精神障害 ②内因性精神障害 ③心因性精神障害
以上の3つです。
外因性や内因性の場合は脳の損傷や代謝疾患など、その原因は様々ですが概ね器質的な要因で発症します。
この内、比較的多くの原因である心因性の場合はストレスやショックなど心理的要素が多大な影響を与えます。
カウンセラーは、その心理的要因と、どう向き合い、どう解消すべきかを導きます。
悩み事に苦悩する、病に苦しむ、そんなあなたに、救いの手を差し伸べるのが私の役目です。
一人で苦しまないで下さい。一人で思い悩まないで下さい。どうか、私に手助けをさせて下さい。
大まかに分けて、音声通話のカウンセリングと文字コミュニケーションでのカウンセリングをご用意しております。
それぞれにメリットが御座います。ケースバイケースで、その時の状況に合わせてご注文くださいませ。
ここで一つ、あなたにお伺いしたい事が御座います。
なぜ、当サイトをお選びになられたのでしょう。
インターネットで情報をお知りになられたのでしょう。
しかし、ネットには著名な方々や権威のあるカウンセラーが大勢おられます。
テレビやメディアで有名なカウンセラーや、有名大学を卒業し、博士号をもっていたり輝かしい経歴を持つカウンセラーなど。大先生と呼ばれるにふさわしい方々です。
それはもう、さぞかしカウンセリングの技量も素晴らしいと思います。
私は無名な泡沫カウンセラーですし、輝かしい経歴もありません。ただ、だからこそより一層努めている事があります。
それは、当事者目線です。私にも筆舌尽くしがたい様な辛い経験し、それを克服して完全に立ち直った過去が御座います。
それがカウンセラーを志すきっかけとなり、私の原初の理念となっています。
「ハロー」とは後光という意味となります。
まるで後光が差しているかの様な存在、それは一線を画した才能や功績があり、名実ともに認められた人が有名になり、多くの人に認知されると、好感や、憧憬や、尊敬の念を抱く状態を、「ハロー効果」と呼びます。
その人の性格、人間性、考え方、そういった部分を知らずとも、メディアでクローズアップされた優れた部分だけを見て神格化してしまうのです。
そして、その人に対して魅力を感じるのです。
もう一つの「権威への服従原理」とは、肩書きや経歴によって無条件に相手を偉いと思ってしまう事です。
例えば、怪我をしたあなたに対して、上下ジャージ姿の中年男性が「その傷を乾燥させてかさぶたを作ってはいけません」と言った場合、「なぜ?」と疑問に思うでしょう。
この中年男性が、医師の白衣を纏い「現在の創傷療法は従来とは違い、傷口を渇かさず湿潤療法で治す方が治療期間も短く傷跡も目立たなくなります。」と言った場合、あなたは言われたまま納得するかも知れません。
白衣を着た医師に対しては「権威」だと判断し、その権威の言う事なら信じてしまう。これを「権威への服従原理」と言います。
私には後光の差す様な素晴らしい功績も才能もありません。輝かしい経歴を持つ権威でもありません。
私は、あなたと対等の関係であるか、もしくはあなたを応援するサポーターの様な存在であったり、時には従者の様に仕えます。何故なら、主役であり、主人であるのはこちらに訪れて頂いたあなたなのですから。
私は、あなたが当サイトに訪れて頂いた事を深く感謝しております。
過去に私もあなたと同じく、辛い経験をしました。その様な私だからこそ、膝を着いて腰を下ろし、目線をあなたの目線の高さに合わせて、あなたの抱える問題を、我が事の様に親身にお話をお伺いさせて頂く事を約束致します。
冗長で退屈な私の話をここまでお聞き下さり、誠に感謝致します。
差し出がましく恐れ入りますが、
合わせて、こちらもお読み頂けると幸いです ⇒ 当サービス(オフィスクロノス)について
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